俵のメモ帳

メモ帳です。このブログに書き残すコードはパブリックドメインとして扱います。

2024-10-03頃にWindows 11で起きた「スタートの検索 (Windows Search) で文字入力できない問題」とその対処

概要

2024-10-03 夕方頃、Windows 11 (ビルド 22631.4169) のスタート画面の検索ボックスで文字入力ができない問題が起きました。

どうやら原因はGoogle日本語入力のアップデートにあったらしいので、対処手順のメモ。

(2024-10-06 追記) Google日本語入力の公式コミュニティでも報告を上げました。
Windows 11 + Google日本語入力 2.30.5590.0 の環境で、Windows スタートメニューの検索ボックスに文字入力できなくなる - Gboard コミュニティ
(2024-10-09 追記) Google日本語入力フォーラムの方曰く、Google日本語入力のアップデートは再起動したタイミングでバージョンが切り替わるようです。よって、直近のWindows Updateによる再起動タイミングで今回の問題が発見されているケースが多そう、ということらしい。

スタート画面の検索ボックス

発生環境

  • Windows 11 (ビルド 22631.4169)
  • Google日本語入力 (GoogleJapaneseInput-2.30.5590.0+24.11.9)

対処

  1. Google日本語入力 をアンインストール、アンインストーラーに促されるまま再起動
  2. 起動後、Google日本語入力をインストール
    ※再インストールしたら、Google日本語入力のバージョンは GoogleJapaneseInput-2.29.5370.0+24.11.9 に下がりました
  3. 再起動して、スタート画面の検索ボックスで文字入力ができるかを確認
(2024-10-17 追記)
Windows 11 + Google日本語入力 2.30.5590.0 の環境で、Windows スタートメニューの検索ボックスに文字入力できなくなる - Gboard コミュニティ で、対処された Ver 2.30.5620.0 がリリースされたことがアナウンスされました。私の環境ではこのバージョンで復旧しています。

余談

この事象、Windows Update の直後に来たものだから、すっかりWindows側の問題だと思いこんでしまいました。

しかも、Windows Search インデックスの再構築を行うと、一時的に復旧するんですよね。そんなもんだから、余計にWindows側の不具合なんだろうなぁと思い込み。

また事象発生中にスタートの検索画面用プロセスらしい SearchHost.exe をkillすると一時的に復旧する (そして再起動すると再発する) という状況も見られました。推測ですが、インデックス再構築で復旧したのは、再構築の副作用としてこういった関連プロセスが再起動したから…とかだったんじゃないでしょうか。このような状況が相まって思い込みを根深くしてしまいました。